かんざしてしょうふうをきく。
禅語のひとつ。
ある旅館に泊まったときに、廊下の壁にこの言葉が飾られていた。
静かに座ってみたら、松の木を通り過ぎる風の音が聴こえてくるでしょう。って意味です。
ストレス社会とも言われる現代において、忙しない日常を過ごしていると、視野が狭くなったり、心に余裕が持てなかったりすると思います。
そんなときの「閑坐聴松風」。
一切の邪念を払い、たまにはゆっくり、心静かにただ、佇む。自然の音と匂いにその身を委ねる。どんなにいそがしくても「何もしない」時間をつくることは大事。
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