空

空（くう）
仏教用語としての「空」。
宗派によっても様々な解釈があるようですが、
岩波書店の『仏教辞典』には「固定的実体の無いこと。実体性を欠いていること。うつろ。」と解説されています。
難しい。
私の解釈では、この世のものは固定された実体ではなく、他のものとの結びつきや縁起によって名前（役割）がつけられただけであり、それは常に流動的に変化するものである。と表してみました。自分自身も、色んな自分がいて、それでいてどれも自分ではない。みたいな。油断すると少し鬱になってしまうような内容でもあるけれど、どこかそんなうつろな、でもその「空」を楽しみつつ、探してみつつ、答えなんてない人生を少しでも楽しめたらいいなって思いながら、ふんわり書いてます。